諸星和己が語った光GENJI再結成の可能性
その昔、現在のSMAPや嵐を凌ぐほどの凄まじい人気を誇ったグループがいた。1987年『STAR LIGHT』でデビューし、瞬く間にトップアイドルの地位に上りつめた『光GENJI』である。
メンバーは七名。全員、ローラースケートをはいて、ステージを所狭しと走り回りながら歌うスタイルが、ファンたちの熱狂を呼んだ。彼らが発した眩いばかりの光は、まさにバブル時代の幕開けに相応しいものだった。
後年、彼らは「最後のスーパーアイドル」と呼ばれ、あの中居正広さえ「光GENJIが断トツだった。後にも先にも、あの現象は尋常じゃなかった」と、バラエティ番組のなかで振り返っていたほどである。
しかし、90年代に入りバブルが崩壊すると、光GENJIの人気も急落。いつしかメンバーの間に不協和音が生じ、1995年、ついに解散した。
「問題が多すぎるから……」元メンバーたちの「その後」を、6月30日発売の週刊女性が伝えている。
現在も芸能界でしぶとく活動中の諸星和己(44)は、6月22日、3 年半ぶりに新曲をリリース。その発売イベントの場で「再結成の可能性」を記者に問われ、こう答えたという。
「うちのメンバーは問題が多すぎるから……」
諸星の言葉が、彼らの「その後」を如実に表している。
元メンバーの山本淳一(43)は、先日、その「悪行」を週刊文春に暴かれたばかり。近年、山本は芸能活動もままならず、3000万円もの借金をつくった挙句、妻をソープランドで働かせようとして、その妻から告発されたのである。
2007年、2009年と2度にわたって覚せい剤で逮捕され、ジャニーズを解雇された赤坂晃は、数年前、歌舞伎町のバーで働いてる様子が伝えられた。が、すでに辞めた模様だ。週刊女性によると、現在は、年間6万円かかるという有料ファンサイトがあるものの、本人の動静は不明だという。
佐藤、内海は事務所飼い殺し状態グループ解散後、俳優としてそれなりに活躍してきた大沢樹生(46)は、2013年12月、女優で元妻の喜多嶋舞との間に生まれた長男が「実子ではない」と訴え、マスコミを賑わせたが、それ以後はぱっとしないまま。
「結局、長男の件も進展がないようです。あの件で、仕事にもミソをつけてしまったようですね」(芸能ライター)
一方、光GENJI解散後もジャニーズに在籍したままの「居残り組」である内海光司(47)、佐藤アツヒロ(41)らも、ほとんど仕事らしい仕事もなく事務所に「飼い殺し」状態にされていると、記事は伝えている。
伝説のアイドルグループの「その後」は、「不幸」の匂いがむんむんと立ち込めているようだ。
(取材・文/小林靖樹)