学生の窓口編集部

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ホワイトハウスの専属シェフの料理や各国首脳との晩餐会での豪華な食事、様々なグルメ料理を食べているはずの米大統領。2014年にオバマ米大統領が訪日した際には、安倍首相との非公式夕食会でミシュラン三ツ星の「すきやばし次郎」を訪れています。でも意外、実は大統領たちの好物は庶民派な物多し！歴代大統領たちの好物とは？

○ジョージ・H・W・ブッシュ大統領：ポップコーン
プレッツェルを食べて倒れた息子の父大統領、好物はポップコーンだとか。

○ジョージ・W・ブッシュ大統領：ウエボス・ランチェロ
アメリカでも人気のメキシコ料理で、トルティーヤの上に目玉焼きを乗せ、サルサやアボカド、サワークリームなどのタコス素材を添えたもの。息子大統領はあまり食にこだわりは無かったようですが、別荘にいる時意外は毎週のように同じこの料理をランチに食べていたとか。

○ジミー・カーター大統領：グリッツなど南部料理
ジョージア州とガッツリ南部出身のカーター元大統領、大統領に就任するころにはマスコミでも「もうすぐホワイトハウスで来客にグリッツ（南部の主食の粗引きトウモロコシ）が出るようになる」と書かれていたとか。

○トーマス・ジェファーソン大統領：ワッフル
オランダで初めて食べた時に感激したあまり、ワッフルメーカーまで買ったとか…。
○ビル・クリントン大統領：グリルド・ポークバーガー
とにかく油っこいものが好きだとか。他にはハラペーニョ・チーズバーガー、チキン・エンチラーダ、バーベキュー肉、シナモンロール、パイケーキなど。究極のジャンク集大成。

○ジョージ・ワシントン大統領：羊肉
「ワインと羊肉のコンビはいつでも歓迎」だそう。

○オバマ米大統領：チリビーンズ
大学時代のころから作っている、持ち寄りパーティーにもよく持参して行っていたという秘伝のチリビーンズレシピを持っています。口に入れた時の食感や程よい刺激感などにこだわりがあるもよう。

○フランクリン・ルーズベルト大統領：ホットドッグ
なんと1939年にはホワイトハウスで大英帝国の国王・女王にまでホットドッグを振舞ったとか…。
○セオドア・ルーズベルト大統領：フライドチキン
テディベアでお馴染みの大統領、「フライドチキンの唯一の食べ方は、ホワイト・グレービーをたっぷりかけて食べる」のだそう。

○エイブラハム・リンカーン大統領：ジンジャーブレッド
「母がシロップとショウガを手に入れると、ジンジャーブレッドを作ってくれた。そんなにいつもではなかったが、最高のご馳走だった」と話しています。

○ジョン・F・ケネディ大統領：クラムチャウダー
ボストンを訪れたことがある人ならお馴染み、大統領の出身地マサチューセッツ州はニューイングランド・クラムチャウダーが名物。ちなみにニューイングランドとは米北東部の6つの州を合わせた地方の呼び名。

○リチャード・ニクソン大統領：ミートローフ
奥さんの作るミートローフが好物だったそうで、月に一度は食卓に並んでいたとか。

○ロナルド・レーガン大統領：モンキーブレッド
おサルの好物の果物に似ているためこの名がついたという甘ーいパン、いくつもの房状の生地をつなげた大きめのパン。元ハリウッド俳優の大統領も意外と庶民な食べ物がお好き。

○ドワイト・アイゼンハワー大統領：ビーフシチュー
「Eisenhowe’s Beef Stew(アイゼンハワーのビーフシチュー)」という、大統領が残したレシピも出回っています。何時間もかけてコトコトに込んだシチューはキッチン・スタッフの垂涎ものの出来栄えだったよう。

やっぱりどんなに豪華なご飯を食べても、慣れ親しんだアメリカ料理を好むことが多いようですね…！

参考：
17 Presidents' Favorite Foods for Presidents' Day
http://food52.com/blog/9784-17-presidents-favorite-foods-for-presidents-day