7日、21日から開催される「大・大阪博覧会 in SHIBUYA」の記者発表会で、青いハンカチを披露しながら大阪のピーアールをする落語家の桂三枝さん。(撮影:久保田真理)

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大阪の文化や食を紹介するイベント「大・大阪博覧会 in SHIBUYA」が21日から東京都渋谷区の東急百貨店本店、東横店などを中心に開催される。10月3日まで。

 東急本店では、大阪に関する特設コーナーが設けられ、さまざまな展示や催事が行われる。商売・福の神様として知られる「今宮戎(えびす)神社」の「福娘」が、おそろいの着物に金の烏帽子姿で連日登場するほか、足の裏をなでると願いがかなうと言われている「平成のビリケンさん」などが展示される。東横店では、大阪の自慢の味が大集合する「なにわうまいもん市」を開催。昨年は最大で2時間待ちの行列ができるほどの盛況ぶりで、今年は新たに串かつ、マンゴーアイスの人気店が加わるという。

 また、同イベントの一環として、大阪・京都発祥の上方落語の会「渋谷繁昌亭」が30日、10月1日の両日、恵比寿ガーデンプレイス(渋谷区)で開催される。7日の記者発表会で、同落語協会の会長で、今回のイベントの総合プロデューサーを務める落語家の桂三枝さんが、この「渋谷繁昌亭」を大々的にアピール。今年の甲子園で注目された早実の斎藤佑樹投手と同じ青いハンカチを取り出し、「このハンカチは大阪で作られたもの。大阪のよさを知ってほしくて、持ってきました」と言いながら、汗を押さえるしぐさをすると、会場は大きな笑いに包まれた。

 開場時間は、東急本店が午前11時から午後7時(最終日は午後5時)まで。東横店が午前10時から午後9時(23日、24日、10月1日は午後20時、最終日は午後5時)まで。【了】

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