初の3列シート、7人乗りSUV「ジープ・コマンダー」。(提供:ダイムラー・クライスラー日本)

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ダイムラー・クライスラー日本(本社・東京都港区、ハンス・テンペル社長)は11日、ジープブランドとしては初の3列シート7人乗りの新型車「ジープ・コマンダー」を、5月13日から発売すると発表した。

 同車は、正統派ジープのボクシーなデザインを踏襲しつつ、7人乗りを実現した初のモデル。3列シートを備えながら、同社の上級SUV「グランド・チェロキー」より全長で35mm、全幅で20mm延長しただけで、ホイールベースは2781mmを維持。グランド・チェロキーと同じ操縦性とオフロード性能を備えているという。3列あるシートはそれぞれが前列よりも高い位置にあり、2列目と3列目の乗員にも優れた前方視界と、階段状のルーフにより、頭上に十分な空間が確保されている。

 新型車コマンダーには、4.7リットルV型8気筒SOHCと5.7リットルV型8気筒HEMIの2種類のエンジンが設定されている。メーカー希望小売価格(消費税込み)は、4.7リットルモデルが599万5500円、5.7リットルHモデルが673万500円。【了】

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