5月28日に全線開通する環状第8号線。(提供:東京都)

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東京都が整備を進めている東京都市計画道路環状第8号線(通称環八通り)の最後の未開通区間4.4kmが完成、5月28日に大田区羽田空港から北区岩淵町までの全区間が開通する。都建設局が7日、発表した。

 工事が完了する区間は、杉並区井草3丁目から練馬区高松1丁目間の約2.2kmと同区北町4丁目から板橋区相生町間の約2.2km。

 環八通りは、1946年に都市計画が決定。10年後の56年に工事に着手してから50年、総工費5000億円かけて全線44.2kmが開通する。環状道路としては85年の環状第7号線の開通以来、21年ぶりの全線開通。

 石原慎太郎都知事は、7日の定例会見で、5月27日に予定されている開通式典に出席の意向を表明した。【了】

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