受注好調のトヨタ「ラクティス」(提供:トヨタ)

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トヨタ自動車<7203>は7日、新車「ラクティス」の受注状況を発表した。「ラクティス」は10月3日の発売から1カ月間で、月販目標台数7000台の3倍となる約21000台の受注があり、好調な立ち上がりとなった。

 同車は、『ファンカーゴ』の後継モデルにあたるコンパクト2ボックスタイプで、天井の72%を占める同クラス最大のルーフガラスで開放感を演出。前後席間距離を92.5センチと、大人4人がゆったり乗れる室内空間を確保している。エンジンは、高性能と低燃費を両立するVVT-i(連続可変バルブタイミング機構)エンジンを採用し、排気量は1.3リットルと1.5リットルの2種類。税込価格は2WDで138万6000円から178万5000円、4WDで157万5000円から186万9000円。

 トヨタは、20代から30代のヤング・カップルやファミリー層から中高年まで幅広い層をターゲットにしており、受注を年齢別でみると、20代以下が14パーセント、30代が22パーセント、40代が23パーセントであるのに対して、50代以上が41パーセントとなっている。同社は、好調の理由について▼スポーティーなスタイル▼広い室内▼高い基本性能▼質感のあるインテリア−などが好感された結果ではないかとみている。【了】

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