“汚染石”はどこまで流通しているのか――。原発事故の計画的避難区域にある福島県浪江町の採石場で採れた石を使い、昨年7月に新築された同県二本松市の3階建て賃貸マンション1階室内の床から、最大で毎時1.24マイクロシーベルトの放射線が検出された問題。同採石場から石を出荷した「双葉砕石工業」によると、汚染石は少なくとも200社以上に流通しており、わかっているだけでも二本松市内の道路・水路・公園、福島県