日本で生まれた洋食の代表格として、スパゲティナポリタンと双璧をなすのがオムライス。ある中国ネットユーザーが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でその作り方を紹介したところ、多くのユーザーが食いついた。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本で生まれた洋食の代表格として、スパゲティナポリタンと双璧をなすのがオムライス。ある中国ネットユーザーが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でその作り方を紹介したところ、多くのユーザーが食いついた。

 微博で150万人を超えるフォロワーを持つネットユーザーが26日、2種類のオムライスの作り方を動画と画像で紹介した。1つ目は、レストランで出てくるような「ふわとろオムライス」だ。半熟のプレーンオムレツを作って、さらに盛り付けてあるライスの上に乗せ、てっぺんに包丁で切込みを入れると、どろっとした卵がたちまちライスを包み込むというもの。最後にはデミグラスソースもたっぷりかけられる。

 もう1つは、ご家庭で簡単にできるような、オーソドックスなオムライスだ。フライパンで薄焼き卵を作り、そのなかにチキンライスを投入して包むという昔ながらの作り方である。

 2種類のオムライスの作り方を見た中国ネットユーザーの多くは、「おいしそう」、「見ているだけでよだれが」などといった肯定的なコメントを寄せた。なかには「食べたばかりなのにお腹が空いたのはなぜだろう」というユーザーもいた。しかしその一方で、「ふわとろオムライス」に対しては「気持ち悪いという声も少なからず見られた。

 中国では卵には完全に火を通して食べるのが一般的。たまごかけご飯はもちろんのこと、半熟の状態でも気味悪がる人がかなりいるはず。日本人の食習慣と異なるため、「ふわとろ」に嫌悪感を示す人が多いのは致し方ないところだ。

 どろっとした見た目が気持ち悪い、と思う人も多いかもしれない。しかし、見た目に抱いた印象と実際の味がまったく異なることはよくあるものだ。ぜひ1度日本に来て、何かのきっかけで「ふわとろオムライス」舌鼓を打ってもらいたい。(編集担当:近間由保)(イメージ写真提供:123RF)