2014年はソチ五輪、ブラジルW杯、仁川アジア大会など、多くの国際的なスポーツ大会が注目された年だった。その中から、日本、中国、韓国に関わる出来事を振り返る。6件目は浅田真央の中国での人気について。写真はソチ五輪の浅田。

写真拡大

2014年はソチ五輪、ブラジルW杯、仁川アジア大会など、多くの国際的なスポーツ大会が注目された年だった。その中から、日本、中国、韓国に関わる出来事を振り返る。6件目は浅田真央の中国での人気について。

【その他の写真】

3月29日、さいたまスーパーアリーナで行われたフィギュアスケート世界選手権女子シングルで、ショートプログラム(SP)で歴代最高得点を出して首位に立った浅田真央がフリーでも素晴らしい演技を見せ優勝した。 浅田は中国でも人気が高く、試合後、中国のインターネット掲示板には「浅田真央の一番好きなところ、一番感動した場面を言おう」というスレッドが立ち、多くのネットユーザーから熱いコメントが寄せられた。

「普通の女性にはない、粘り強く物事をやり抜くところが好き」

「粘り強さ、こだわり、天賦の才、笑顔、可愛さ、波乱万丈のスケート人生!」

「笑顔と誠実さが大好き。ソチでのフリーの後の涙と笑顔は、雨の後にかかる虹のようだった。私は彼女の誠実な笑顔に魅了されてしまった」

「五輪の金メダルは獲得できなかったけど、彼女の笑顔は私に無限の感動と力を与えてくれた。トリプルアクセルへのこだわりとあきらめない精神力に、私はただ、真央が最高だと言うほかない」

「私が一番感動したのは、お母さんを亡くしたとき。飛行機を降りたときにお父さんからの訃報を伝えるメールを受け取り、空港を出たときには数十社のメディアに囲まれた。これは非常に残酷な光景だった。真央の目はうつろだった。このような表現できないつらさの中でも、彼女は取り囲む記者たちにお辞儀をした。ひとりの人間の素養は、往々にしてこのようなところに出る」

「ソチ五輪のSPの失敗で、私はフリーの生中継を見られなかった。朝、ニュースで見て、涙が止まらなかった。真央は私にこれまでに感じたことのなかった感動を与えてくれた。私は初めて、メダルの獲得が何も意味しないと感じた。どんな困難に遭っても一切言い訳をせず、少し笑ってまた勇敢に前に進んでいった」

「この短い2カ月間に、真央はたくさんの驚きを与えてくれた。夢を追い続けるひたむきさ、決心、忍耐力。失敗してもあきらめない。挫折するたびに勇敢になる。そのすべてが最後にひとつとなり、“浅田真央”になった。私が彼女を愛している理由はこれだ。私がつらいとき、失望したとき、真央を思えば暗闇の中から希望を見出せる」(編集/北田)