写真提供:マイナビニュース

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猫はマイペースな生き物なので、こちらが甘えて欲しいときに愛情表現してくれるわけではありません。いつどんな愛情を示してくれるかは、まさに「猫様」次第。だからこそ、猫からの愛を見逃すのはもったいないですよね。愛情表現をしっかりと覚え、チェックしておきましょう。

■身繕いをしてくれる

猫に欠かせない行動と言えば、身繕い、いわゆるグルーミングです。身体を舐め、清潔を保つこの行動、実は猫にとってストレス緩和の手段でもあることをご存じですか?飼い主が猫のグルーミングを手伝ってあげると、多くの猫は気持ちよさそうに身を預けてくれます。これは猫が安心している証拠。そして、グルーミングをし返してくれるのは、「同じ思いを飼い主にも」という猫からの愛情なのです。

■目を見つめてゆっくりとまばたき

猫の世界での挨拶と言えば、コレ。自分に敵意がないことを、相手に示すためのしぐさでもあります。見知らぬ相手に警戒しているとき、猫は一瞬も視線を外そうとはしません。まばたきをするなんて、もってのほかだと言えそうです。ゆっくりと何度もまばたきをしてくれるのは、猫が心を開いてくれている証拠です。言葉にならない愛情コミュニケーションを楽しむことがでいます。

■マーキング

帰宅したときやお風呂上がりに、猫が体をこすりつけてくることはありませんか?いったい何をしているの?と、不思議に思ってしまいますが、実はこれ、猫のマーキングなのです。飼い主さんに自分のニオイをつけ、「自分の場所よ」とアピールしていると思われます。

■後をついてくる

部屋を移動するとき、またトイレに行くときなど、常に後をついてくるのも猫の愛情表現です。「この人は一緒にいて安心できる人」ということを猫なりに理解し、ひと時も離れたくないと思ってくれているのでしょう。猫のこんな気持ちを知ると、「もう部屋から出ずにずっと猫と過ごしたい」なんて思う方も増えるのかもしれませんね。

■お出迎えをしてくれる

猫の聴覚は非常に発達しています。足音や車の音などから、大好きな飼い主さんの帰宅をいち早く察知する猫は多いものです。猫の中には、わざわざ玄関までお出迎えに出てきてくれる子も。「おかえり。待っていたよ」という気持ちを伝えてくれる行動だと言えるでしょう。思う存分猫をかまってあげてはいかがでしょうか。

■おなかをみせる

お腹は動物にとって、大切な臓器が多数詰まっている場所です。野性の動物にとって、ここを人目に晒すのは簡単なことではありません。もしも猫が「かまって〜」と言うようにゴロンとお腹を見せてくれたら、それは最大限の信頼の証です。その気持ちに応えてあげれば、猫との信頼をより深めることが出来るでしょう。

こんなサインが見られたら、猫はあなたのことが好きで好きでたまらないと考えて良さそうです。「あれ?うちの猫は……?」なんて思ったあなたは、ぜひ猫に好かれるための努力を頑張ってみてはいかがでしょうか。こんなしぐさが見られたとき、大いなる感動に包まれそうですね。

(画像提供元:うだま)

(ファナティック)