Facebookの「誕生日、おめでとう」の挨拶合戦から抜け出す方法
Facebookは親切にも友達の誕生日を律儀に教えてくれる。逆もしかりで、自分の誕生日も友達に知らせてくれる。その結果がどうなるかというと、誰かの誕生日になるとお互いの「おめでとう」お祝いメッセージの応酬が始まるわけだ。
こうした交流が好きな人もいるが、なかにはしたくない人も多い。

そこで、今回は、そんな人のために、「誕生日、おめでとう」の挨拶合戦の回避方法を紹介する。

Facebookは誕生日 自分からはメッセージを控えればいいのだが
Facebookを使っていて煩わしいのが、誕生日の扱いだ。「今日は○○さんの誕生日です」と言われても、それほど親しいわけでもないし、仕事上のつきあいだけだし、という関係も少なくない。そもそも、40や50歳にもなって、誕生日のメッセージを送るのも気持ち悪い。だから、個人的には、この手の誕生日のお知らせは、相手が誰であれ、原則的にすべて返答しないようにしている。筆者の場合、その結果、一部の人には「礼儀を知らない奴」と思われても、別にいい。

●いただいた「お祝いメッセージ」を無理するのは、さすがに失礼になる
困るのは、逆のケースだ。つまり、自分の誕生日が相手に飛んで、その人が自分のタイムラインに「誕生日、おめでとうございます」と書き込んだ場合だ。
さすがにこの場合は、わざわざ、相手が貴重な時間を使って書き込んでくれたわけで、無視するのは気が引けるし、礼儀にも反する気がする。もちろん、無視してもかまわないのが、その場合、本当に「礼儀を知らない奴」と判断されかねない。これは少々困る。

●お祝いメッセージをいただかないようにすれば解決?
こうした事態を防ぐには、自分の誕生日を非公開にしてしまうのが、最も手っ取り早い。非公開にすれば、自分の誕生日が他の人に知らされることはなくなるので、誕生日に、「誕生日、おめでとうございます」と書き込まれることは、ほぼなくなる。手順は次のとおりだ。


【画面1】

自分のFacebookのページを表示したら、[基本データを編集]をクリックする。


【画面2】

[連絡先と基本データ]をクリックする。


【画面3】

[誕生日]の[編集]をクリックする。


【画面4】

生年月日の年と月日を[自分のみ]に変更して[変更を保存]をクリックする。

もちろん、誕生日のメッセージをたくさんやりとりしたい人は、誕生日の設定を「公開」や「友達」にしておくとよい。「公開」だと全員に公開され、「友達」だと友達として登録している相手にだけ情報が公開される。

年に一回の誕生日だから、メッセージをやりとりするのも悪くはないが、個人的には、「もういいや」という心境だ。

ちなみに、誕生日を非公開にしてあってもメッセージを送ってくれる人が、きっと、本当にあなたのことを思っている人だろう。そんな人は、1人が2人いれば十分なのである。


井上健語(フリーランスライター)