南アフリカの小学生、レイプの真似をして遊ぶ。(画像はイメージです)

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8月18日の南アフリカ紙に衝撃的な記事が掲載された。ケープタウンの小学校で、子供たちが「鬼ごっこ」ならぬ「レイプごっこ」で遊んでいることが発覚したという。

ゲームのルールは鬼ごっこをベースとしており、男子が女子を追いかけるというもの。鬼ごっこならば捕まえればそこで終わるが、レイプごっこの場合は捕まえた女子の上に男子が乗り10〜20秒ほど腰を振るというのだ。すべての女子が捕まり、この行為をされればゲームが終わる。女子たちはレイプの恐ろしさを知らず、喜んでこのゲームに参加している。ルールは学校によって多少異なるそうだ。

ケープタウンのミチェルズプレイン(Mitchells Plain)にある学校理事会協会では、当然のことながら今回の件を深刻に受けとめている。ミチェルズプレイン教育フォーラム議長は、「児童の親はもっと積極的に子供と関わる必要がある。子供たちが見聞きしたものに対して、正しいことか間違っていることかを教えるべきだ」と述べている。

昨年、ミチェルズプレインにて小学生から高校生までの年齢でレイプ、レイプ未遂、セクシャルハラスメントの被害はおよそ150件に上り、また教師による性的行為は300件も報告されている。ある学校の校長は「週に一度は女子高生が性的被害に遭っていると相談しに来る」というほど、性暴力が蔓延しているのだ。

そのゲームの影響かは不明だが、最近では被害者や加害者も子供というレイプ事件が発生している。今年の3月には同地域で、8歳の男子2人が5歳の女児をレイプしたことが発覚した。教育省が昨年、国全体で行ったレイプ撲滅キャンペーンはあまり効果がなかったようだ。

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(TechinsightJapan編集部 FLYNN)