NHK「ニュースウオッチ9」(9日放送分)では、「W杯代表23人は宮澤ミシェル大胆予想」としてサッカー解説者・宮澤ミシェル氏がW杯代表メンバー23人の選考について考察した。

「3年半チーム作りをしてきたザッケローニ監督とともにアジアの最終予選もこのメンバーで勝ち抜いてきたっていうところで、組織力や積み重ねを考えるとここは外せない」と語った宮澤氏が挙げたメンバーは以下の21人だ。

【GK】川島・西川・権田
【DF】長友・内田・今野・吉田・森重・酒井(宏)・酒井(高)・伊野波
【MF】香川・本田・遠藤・山口・長谷部・細貝
【FW】柿谷・大迫・岡崎・清武

近年のザックジャパンを支えたメンバーを挙げ、「21人までは固い」としながらも、ケガをしている長谷部、吉田、内田については「100%プレーできるかっていうのはクエスチョンなのでそこのバックアップを考えるでしょう」と続ける。

だが、宮澤氏は、吉田のバックアップとなるであろう森重、伊野波。同じく内田の代わりとなる酒井(宏)・酒井(高)。長谷部の代わりとなる山口や細貝の重要性を説明するも、残りの2人についてははっきりしない。すると「スタジオに来てから、こうでもないああでもないって・・・」と苦笑いする宮澤氏が挙げたのは、豊田、永井、大久保、齋藤、川又、塩谷に加え、中村憲剛を入れた7人の名前だった。

しかし、それぞれの魅力を語るも、結局は23人に絞ることなく「選手達は大変だと思います。こんな話で申し訳ないですけど」とお茶を濁した宮澤氏。「23人を大胆予想」としながらも、28人で話を切り上げたあたりは「大胆予想」と言えるのかもしれないが、視聴者が肩すかしをくらう顛末には、Twitterでも「ミシェル、21人までしか予想してないww」、「W杯日本代表ミシェルが予想! → 選ばない」、「俺たちのミシェル、勝手に予想!なのに予想せずに終了」といったツッコミが入った。