野球解説者の清原和博氏

写真拡大

今年もプロ野球ドラフト会議が24日に迫ってきた。注目は言わずもがな、神奈川県・桐光学園のエース、松井裕樹だろう。“甲子園のドクターK”がプロの舞台でどこまで通用するのか期待が集まる。

TBS「S1」(19日放送分)では、野球解説者・清原和博氏と金本知憲氏が揃って出演、その松井について語った。「三振をとれるっていうのは魅力」という清原氏に続き、金本氏も「すごい驚異ですよね。キレと落差が。ただ高校生相手なんで。いくら甲子園といっても真っ直ぐで三振とってほしい気もしますね」と評価した。

また、過去に対戦した似たタイプの投手を訊かれると、工藤公康氏の名を挙げた両者。西武ライオンズ時代のチームメイトだった清原氏は「工藤さんもあまり体格が大きくないので。工藤さんは大きなカーブでしたけど、プロのバッターでも全く反応できていないという感じでしたから」と説明。司会の爆笑問題・田中裕二から「ズバリ、プロで通用するか?」と訊かれると、今度は金本氏が「最初はスライダー、プロでも中々打てないと思いますよ。今のキレなら。ただ何回も対戦するんでプロのバッターも学習してくるんで、見送ったり捨てたりした時にどうするか」と意見を述べた。

すると、ここで田中裕二が清原氏に対し、「28年前(のドラフトを)今振り返るとどういう想いですか?」と質問。当時、熱望する巨人からドラフト1位の指名を受けることができず、失意のどん底に落とされた過去を持つ清原氏は「それを俺に訊きます?」と聞き返すと、突然席を立ち上がって田中を急襲。「怖すぎるでしょ」と驚く田中を後ろから持ち上げると「色々ありましたよ」と笑顔を見せたが、清原氏の行動に周囲の出演者も驚きを隠せない様子だった。