マリオ・バロテッリの世界に平穏はないようだ。ミランに所属するイタリア代表選手たちが乗る予定だった自家用機が、ナポリからの離陸を認められず、バロテッリが激怒したのだ。

ナポリの空港は23時から朝の6時まで自家用機の離陸が認められておらず、ミランの選手たちはこの時間までに空港に着くことができなかった。彼らが到着したのは、23時15分だったのだ。

バロテッリのチームメートたちはホテルに戻り、翌朝ナポリを離れた。なお、23時30分に到着したユヴェントスのイタリア代表選手たちも、離陸が認められず、ナポリのホテルに宿泊し、翌朝出発している。

だが、バロテッリはこれを受け入れられず、怒りを表して関係者を罵倒。空港で彼にあいさつをしていた者たちのサインの求めを拒み、車でローマの空港に向かった。

そのバロテッリに対し、元ミランDFビリー・コスタクルタ氏の妻、マルティーナ・コロンバリさんが、『ラジオ24』で苦言を呈している。

「私の家には元ミランの夫がおり、彼は25年間でバロテッリがこれまでしてきたことの3%もしていない。そして、彼はもっともっと多くの勝利を手にしている。彼(バロテッリ)を守ることはできない。彼は誰もが彼に怒っていると言うけれど、その理由を自問すべきだわ。彼は全員とケンカをする。カメラマンのような仕事をしている人たちとも」

「彼は無作法な振る舞いをしている。息子のアキッレにも言っているのよ。偉大な選手でバロテッリのようなことをする人はいないってね。シンボルであれば、良い模範を示さなければならない。でも、バロテッリはあまりに多くのことをやりすぎよ。でも、彼にそれをさせている人の責任だけど」