4日のセリエA第35節、フィオレンティーナ対ローマの一戦は、後半ロスタイムのゴールでローマが1−0と勝利した。フィオレンティーナにとっては、チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いにおいて痛手となる黒星だ。一方、ローマにとってはヨーロッパリーグ出場権獲得に向けて大きな勝ち点3となる。

決勝点が決まったのは試合終了間際の92分。ミラレム・ピアニッチのCKにパブロ・オスバルドが頭で合わせた。オスバルドは今季16ゴール目。フィオレンティーナはその前にダビド・ピサーロのシュートがポストを叩く場面もあった。

ローマはこの日、ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が来季就任するとの報道が浮上したが、クラブはこれを否定。フランコ・バルディーニGMも、「我々は誰とも合意していない。ローマが監督を代えるのは確実だと誰もが言っているが、ウチには非常にうまくやっている指揮官がいる」と話した。

バルディーニGMはアウレリオ・アンドレアッツォーリ監督について、来季もチームを率いる可能性はあるとし、「とても有力な候補であることに変わりはない」と続けている。