『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』や『すてきな片想い』、『ブレックファスト・クラブ』といった作品で、80年代の青春映画のアイコンとなったモリー・リングウォルド。


1月15日にはニューヨークのナイトクラブ54 Belowにて、絹のようななめらかな歌声を持つジャズ歌手に変身し、観客を魅了したという。現在44歳のモリー。実はそのルーツは役者よりも歌手寄りだった。父親で盲目のジャズピアニスト、ボブ・リングウォルドと共に歌を歌っていたのだ。幼い頃からごく自然な形でジャズに親しんできた彼女は今回、ビリー・ホリデイやブロッサム・ディアリー、ビング・クロスビーといった有名ミュージシャンのスタンダードナンバーを披露。4月9日にリリースされるモリーのデビューアルバム『Except...Sometimes,』には、こういった楽曲が多く収録されるという。

80年代に大ブレイクした後はブロードウェーのミュージカル『キャバレー』やオフ・ブロードウェーの『Tick, Tick... Boom!』など、複数の舞台にも出演していたそう。

「音楽には何のプレッシャーも感じないの。自分が大好きでやっていることなのよ」と語るモリー。日本発売は今のところ未定だが、満を持して登場するアルバムにも大いに期待したい。