北朝鮮、金正恩氏の直筆の発射命令文書を公開

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北朝鮮の労働新聞は14日、事実上の長距離弾道ミサイルを12日に発射したことに関連し、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が記したという直筆の発射命令文書を公開した。

同紙によると、金第1書記は2012年12月12日午前8時に朝鮮宇宙空間技術委員会衛星に対し、文書で「光明星3号」2号機の発射を命じた。その後、発射1時間前の同日午前9時に衛星管制総合指揮所を訪れ、発射準備の状況を確認した後、最終的な発射命令を下した。

記事は、「党中央は衛星発射を承認する。2012年12月12日午前10時に発射すること」と書かれた金第1書記の直筆の文書を公開。金第1書記が指揮所で発射準備を確認したり、発射後に技術者らと喜びあう姿なども紹介した。

ミサイルが発射された当時については、「9時49分46秒、勢いよく火炎を吹きながら『光明星3号』2号機を積んだ運搬ロケット『銀河3号』が大地を蹴り力強く飛び立った」とし、発射は「成功した」と伝えた。

また、衛星を設計から製作、組み立て、発射、発射後の観測まで100%国産技術が使われたと主張。一連の過程を「誇らしい創造物」と評価し、北朝鮮の宇宙開発技術が新たな段階に入ったことを伝えた。

参照:労働新聞
参照:わが民族同士

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