25周年を迎えるマンUのファーガソン監督が勇退時期を示唆「後継者のために」

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 マンチェスター・ユナイテッドの名将アレックス・ファーガソン監督が、「あと3、4年」と具体的な勇退時期を示唆した。
 ファーガソン監督は、来る11月6日にオールド・トラフォードへやってきて四半世紀、25周年という節目を迎える。これまでにリーグ優勝12回、二つのチャンピオンズカップと、5つのFAカップを獲得。今季も10月3日現在、赤い悪魔を堂々の首位に導いている。
 老いてますます、進化を遂げているファーガソン監督は、英サンデーミラー紙の取材に対し、「あと3、4年はこのチームの監督を続けるだろうね。私が辞めるときは、後継者のために強くて若いチームを残していくよ」と語り、勇退時期を示唆。
 一方で今季これまでの戦いぶりについては、「試合に出場する11人のパフォーマンスにはとても満足している。彼らはまるでツバメのようだ。常にグループで飛び、V字のフォーメーションを維持することができる。もし隊列から離れてしまう者がいれば、他の誰かがグループに引き戻す。厚い友情のもとに、誰もがチームのために自己を犠牲にする。それが私のチームだ」と充実ぶりをうかがわせている。