グアルディオラ


「ローマは1日にしてならず」。7月14日、トマース・ディベネデットが記者会見で言った言葉だ。昨夜放送された「プレミアム・フットボール・クラブ」のインタビューでバルセロナのグアルディオラ監督は、ティフォージからの信頼を失っているルイス・エンリケを擁護する姿勢を見せた。


ローマでの在籍経験を持つグアルディオラは、ローマの街とローマで戦う難しさを熟知している。バルサBで監督としての経験を積み上げた盟友ルイス・エンリケの素質も知り尽くしている。


「今のローマには必要なのは我慢です」。言葉で言うのは簡単だが、実際にそれを行うのにローマは不向きな街だ。特にスロバン戦での大失態を目の当たりにした直後のティフォージにとっては実に耐え難い状況である。


「考えてみてください。私がローマの監督に就任したとして、たった2、3週間で今のバルセロナに匹敵するチームが出来上がると思いますか?残念ながらカルチョの世界に猶予というものはありません。それが私たちの仕事です。しかし、ルイス・エンリケを支えてあげることができれば、彼はきっと最高の仕事をしてくれると思います」。