インテルDF長友佑都にとって、3日が「真実の日」となるだろう。7月30日のセルティック戦で右肩脱臼のケガを負った同選手は、パヴィアの病院で診察を受け、クラブとの合意の上、県立広島病院の望月由医師の診断を受けるべく、日本へ帰国することを決定したのだ。

インテルのメディカルスタッフであるフランコ・コンビ氏やフランチェスコ・ベナッツォ氏は、すでに望月医師にコンタクトを取っているとのこと。望月医師の診断を受けた上で、長友の回復期間はより明確になるだろう。長友は手術を受け、それによって戦列を2カ月離脱することが危惧されている。

一方、6日に行われるミランとのイタリア・スーパーカップに向け、インテルは北京へ向かっているところだ。今季最初のトロフィーが懸かり、今季最初のミラノダービーとなる一戦は、ニコラ・リッツォーリ氏が主審を務める。インテルのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は25選手を招集。長友の代役として、キャプテンのMFハビエル・サネッティもメンバー入りした。

MFエステバン・カンビアッソやFWディエゴ・ミリート、DFマイコン、DFルシオといったコパ・アメリカ出場選手たちは、ミランとのスーパーカップが終わってからチームへ復帰する予定だ。インテルの招集メンバーは次のようになっている。

GK: J・セーザル、カステラッツィ、オルランドーニ
DF: コルドバ、カルディローラ、ラノッキア、サムエル、キヴ、ファラオーニ、サントン、ビアンケッティ、サネッティ、ナタリーノ
MF: スタンコビッチ、T・モッタ、スナイデル、アルバレス、マリガ、オビ、クリセティグ、ムンターリ
FW: パッツィーニ、エトー、パンデフ、カスタイニョス