インテルは11日にコッパ・イタリア準決勝セカンドレグでローマと対戦し、1−1と引き分けた。2試合合計で2−1とし、決勝進出を決めたインテルのレオナルド監督は、イタリア『RAIスポーツ』に対して喜びをあらわにしている。

「このチームは今季、計り知れないことをやってきた。コッパ・イタリア決勝進出はそれが報われたんだ」

試合前、インテルのマッシモ・モラッティ会長はレオナルド監督の続投を強調している。これに対しても、レオナルド監督は喜びをにじませた。

「今年の我々はケガに大きく苦しめられた。でも、チームは常に大変な努力をしてきたんだ。ローマを相手に苦しみながらのラウンド突破はあり得ることさ。大変な相手との準決勝だったんだよ」

「今は私が守備のことを考えていると言われる。私はブラジル人だから、攻撃のことを常に考えている。後悔はない。ミランからここに来るという難しい選択をしていたから、モラッティ会長との関係は常に最高だった」

また、レオナルド監督はミランMFジェンナーロ・ガットゥーゾに率いられ、ウルトラスがスクデットを獲得した際に自身を侮辱するコールをしたことについても言及している。

「私はシンプルに2つのことを求めた。一つは、話をしたいというガットゥーゾの真実を知ること。そしてもう一つが、私の古巣であるミランがどう思っているかを知ることだ。一つ目については、答えをもらっていない。二つ目については、クラブから返答はあった。それ(発表)を読んだよ。沈黙を保っている方が良いだろう。何と言うか、それぞれにそれぞれのスタイルというものがある」