世界最優秀選手のリオネル・メッシがスペインのエル・ムンド紙で、自らのプレースタイルに触れ、「今でも子どものときのようにプレーしている」と話した。

バルセロナとアルゼンチン代表のスターである23歳は、アルゼンチンの子ども時代を振り返る。
「何も変えていないよ。僕のプレースタイルは子どものときのまんまだ。僕は仕事としてサッカーをやっているわけだから、もっと別のアプローチの方法もあると思うよ。だけど、サッカーはゲームだという視点を忘れちゃいけないと思っている。自分が楽しむため、ハッピーになるためにプレーする。子どもはそうしているし、僕も同じことをしているんだ」
また、バルセロナではいいプレーをできるのに、アルゼンチン代表で期待はずれのプレーをして批判されてきたことに対して、「批判は気になったよ。でも、うれしいことにそれももう昔の話だ。今では代表でもリラックスしているし、いつかはワールドカップに優勝したいと思ってる。これに勝たない限り、偉大なサッカー選手とは言えないと思うんだ」と話した。

そして、その偉大な選手、1986年にW杯優勝を経験しているディエゴ・マラドーナと比較されることについては、「アルゼンチンはずっとディエゴの後継者を探し続けている。パブロ・アイマールがいて、それからハビエル・サビオラがいて……でも、ディエゴはただ一人なんだ。二人目を求めるなんて意味がない」と話した。