アクション映画やSF映画などをよく見ると言う韓国人ブロガーのキツネのしっぽ(ハンドルネーム)さん。特に好きなのは料理をテーマにした日本の映画だそうで、ブログでは自身が面白いと感じ、人に勧めたい日本映画を4本紹介した。

 最初に挙げたのは、荻上直子監督の『カモメ食堂』(2003年)。「主人公がフィンランドで日本の家庭料理を作るのが印象的だった。シナモンロールを見る度、私も作ってみたいと思うのだが、まだ作れていない」という。次におもしろかったのは、沖田修一監督の『南極料理人』(2009年)だったそうで「南極の基地で起きるささいな日常と料理…。巨大な海老フライが登場した時は、笑うしかなかった」と感想を述べる。

 3番目に推せんするのは、富永まい監督の『食堂かたつむり』(2010年)、4番目は本広克行監督の『UDON』(2006年)。「『食堂かたつむり』は人びとに幸せや愛情などを、食べ物を通して伝える幸せな映画だった。日本を代表する食べ物、うどんをテーマにした『UDON』。この映画を見ていると、本当にうどんが食べたくなる。店ごとに違う調理方法があったり、主人公と父親との愛や情緒、犠牲を垣間見ることができる」と語る。

 韓国人ブロガーのソロサラン(ハンドルネーム)さんも、料理をテーマにした日本の映画5本を推せんする。日本の料理をテーマにした映画に興味を持つようになったのは『カモメ食堂』を見たのが切っ掛けだったそうで、ブログでは『カモメ食堂』のほか『南極料理人』、『食堂かたつむり』、『ホノカアボーイ』(2009年)、『めがね』(2007年)の映画について、それぞれ映画に登場した料理を交えながら紹介した。

 「日本の映画の中でも、特に好きなのが料理映画。日本特有の性格が表れているからでしょうか。どうしてあんなにも美しく、おいしそうで、食べたい気持ちにさせるのでしょうか」と語った。(編集担当:新川悠)



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