乙支(ウルチ)フリーダムガーディアンと名づけられた米軍と韓国軍の合同軍事演習が16日から開始され、米軍3万人と韓国軍5万6000人が参加した。また、韓国は8月5日から9日まで朝鮮半島西部の海域で単独で対潜水艦攻撃の演習を行ったほか、7月25日から28日まで朝鮮半島東部海域(日本海)で海上連合演習を行った。

 これに対し、北朝鮮外務省の関係者は18日、「朝鮮半島の緊張には臨界点がある。わが国には自分を防衛するための手段と方法がある」と述べた。中国国際放送局が伝えた。

 朝鮮中央通信は「米国と韓国は1カ月弱の間、連続して軍事演習を行った。これは朝鮮半島の核戦争に火をつけようとする軍事挑発であり、大変危険な行動である。『朝鮮休戦協定』に反している上に、国際連合安全保障理事会で7月9日に通過した議長が声明にも違反している」とした。(編集担当:村山健二)



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