インテルに所属するオランダ代表MFヴェスレイ・スナイデルは19日、ワールドカップ(W杯)グループE第2節で日本代表と対戦する。

昨年9月の国際親善試合で対戦した際は、オランダが3−0で日本に快勝していたが、スナイデルはこの一戦で日本は警戒すべき相手だと認識していたようだ。

グループE白星スタート同士の対決を前にスナイデルは、「去年、日本とは親善試合で対戦した。僕たちは3−0で相手を倒したけど、日本は1時間くらいとんでもない戦いをしていたんだ。僕たちは集中していかなければいけないよ」と語り、終盤に3点を奪った一戦を思い出している。

一方、負傷からの回復が間に合わず、初戦のデンマーク戦に続いて日本戦も欠場する可能性があるMFアリエン・ロッベンについては、「最も重要な選手って言えるね。でも、僕たちには違う選択肢もある。(エリエロ・)エリアも(ライアン・)バベルも深くに切り込んで行けるよ」と述べた。

スナイデルは良い形でベスト16進出を決めることが大事だと考えている。第1節との標高差を気にする彼は、「僕たちは環境に適応しなければならない。標高1600メートルでのプレー(デンマーク戦)から、日本戦では一気に海のあるところまで下りるんだ。僕は何より勝利を重視しているけど、みんなが期待しているオランダを見せたいと思っているよ」とコメントした。