DIR EN GREY
 6月12日(土)より公開となる、“ゾンビ映画界の巨匠”ジョージ・A・ロメロ監督の最新作「サバイバル・オブ・ザ・デッド」。蘇った死者が次々と人を襲う世界で、主人公が“プラム島”という謎の島を目指すというストーリーだ。今回、4月7日(水)13時より解禁となる予告編で大人気ロックバンドDIR EN GREY(ディル・アン・グレイ)とのコラボレーションが明らかとなった。

 ジョージ・A・ロメロは、マスター・オブ・ホラーとも呼ばれ、「スパイダーマン」のサム・ライミ、「イングロリアス・バスターズ」のクエンティン・タランティーノなどのハリウッドの一流監督だけでなく日本のクリエイターたちにも多大なる影響を与えている。

 また、DIR EN GREYといえば、日本を始め世界各国で知名度を持ち、2008年に発売されたアルバム「UROBOROS」は世界17カ国にて同時発売され、今年1月に行われた日本武道館公演のチケットは15分で完売するほどの圧倒的人気を誇るロックバンド。今回のコラボはDIR EN GREYのメンバーがロメロ監督の「〜オブ・ザ・デッド」シリーズの熱烈なファンであったことから実現。ハリウッド映画の予告編に初めて楽曲を提供した。

 予告編に使用されているのは最新アルバム「UROBOROS」に収録されている楽曲「VINUSHKA」。疾走感に溢れ重低音の激しい楽曲が、ロメロの描く終末感にマッチしている。楽曲の起用についてDIR EN GREYは「ジョージ・A・ロメロ監督の作品はいつも楽しみで、特に『〜オブ・ザ・デッド』のシリーズは最高ですね。ゾンビの怖さよりも人間の怖さのほうが強調されている創りにいつも関心させられます」と喜びのコメント。

 ロメロ監督も「DIR EN GREYのような才能と人気を持つバンドが私のファンであり、また私の最新作『サバイバル・オブ・ザ・デッド』のリリースに関わってくれることをとても光栄に思う」と相思相愛な様子だった。

 ロメロ監督×DIR EN GREYの世界観溢れる予告編は、4月7日(水)13時からYahoo!映画「話題の映画」にて独占公開。劇場では4月10日(土)よりシネマサンシャイン池袋ほか一部劇場で解禁される。 映画「サバイバル・オブ・ザ・デッド」は6月12日(土)よりシネマサンシャイン池袋、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開。

「サバイバル・オブ・ザ・デッド」ストーリー

 ある年の10月、突如として死者が蘇り、人々を襲い始めたという衝撃的なニュースが駆け巡った。それから4週間あまりが経ち、世界は正に地獄と化していた。元州兵のサージも崩壊した軍を離れ、強盗と化し出会った人を襲い安全な場所を求めさまよっていた。そんな自分と世界に嫌気が差していたサージに信じられない情報が舞い込んできた。死者が蘇ることのないプラム島という安全な島があるというWEB動画だった。サージたちは疑いつつも、どこにも希望も見出せず、目指す場所も見つからない今や、わずかな望みをかけてプラム島へ向かうことにする。しかし、命からがら辿り着いたプラム島で彼らを待受けていたのは、島民からの襲撃と、進化を遂げつつある死者の群れだった・・・。

サバイバル・オブ・ザ・デッド - 作品情報

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