我々は最終コーナーを終えてラストの直線に入るところだ――ローマのクラウディオ・ラニエリ監督は以前、インテルとの勝ち点差を縮め始めたときに、競馬にたとえてこう語った。27日に行われたセリエA第31節で、ローマはラニエリ監督が「最終コーナー」と称したインテルとの直接対決に、2−1と勝利している。「我々は直線にやってきた」。引き続き競馬にたとえて語るラニエリ監督は、試合後に次のように話した。

「我々はこのままプッシュし続けなければならない。それも強くね。特に、これからは神経戦になるんだ」

「モウリーニョ? 良いホスト役として、彼には握手しに行った。インテルで彼がしている良い仕事に賛辞を送ったよ。この試合はローマ全体にとって重要な一戦だった。我々は5カ月間の犠牲を払い、挽回してきたんだ。そして、我々は偉大なるインテルという非常に強いチームを倒した。特に選手たちには賛辞を送りたい。彼らは決してサッカーと、ゴールを決めることをやめようとしなかった。とても面白い試合だったんじゃないかな」

「確かに、彼らのゴールはオフサイドだった。副審がミスをしたんだ。でも、たとえテレビカメラがピッチにあったとしたって、ミスは続くものだよ。受け入れなければいけないものなんだ。それよりも、1−1とされたときの選手たちの反撃を強調しておきたい。これはとても重要なことだ。全般的なジャッジについては、私はポジティブだったと思う。モルガンティ主審は非常にうまくさばいてくれたよ。ナーバスで難しい試合だった」