三菱電機が新たに「レーザーテレビ」を発表、安価で大画面、超高画質、低消費電力を実現
かつてGIGAZINEで三菱電機がプラズマテレビや液晶テレビを上回る画質の「レーザーテレビ」を発売する予定であることをお伝えしましたが、ついに正式に発表が行われました。
従来の液晶テレビが白い光をカラーフィルターに通して画像を映し出しているのに対して、赤、青、緑のレーザー光を画面に直接当てるため、画像が鮮やかになるとされている「レーザーテレビ」ですが、大画面にもかかわらず非常に安価であるとのこと。
詳細は以下の通り。
Bitstream: Mitsubishi announces prices for its laser-based HDTV
このリリースによると、三菱電機は今月末から65インチのモデルのレーザーテレビ「LaserVue」を北米市場向けに発売するそうです。
気になる価格ですが、プラズマテレビのハイエンドモデルとして1万ドル(約108万円)で販売されているPioneerの「Kuro」の同サイズのモデルを下回る6999ドル(約76万円)となっています。
また、価格や発売日は未定ですが、73インチモデルの登場も控えているそうです。
北米市場に先行投入される形となった「LaserVue」ですが、日本市場に投入されるのはいつになるのでしょうか。また、日本の住宅事情に合わせた30〜40インチ台のモデルが今後投入されるのかどうかも気になります。
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