中国:コークス税率を25%に引き上げ
 12月26日、中国国務院財政部は、「2008年関税実施方案」を発表し、2008年の輸出関税を調整する模様。
 同実施法案では、コークスの輸出税率が15%から25%へ引き上げとなる模様。
 中国はコークスの輸出大国で、輸出量は世界のコークス貿易量のうち、およそ50%を占めるという。
 今回の税率上昇は、近年のコークス輸出増加情勢を抑えられると期待されている。
 中国はコークスの輸出を抑えるため、2007年6月1日、コークスの税率を15%に引き上げた。
 しかし、8月よりコークス輸出価格が上昇し、それに伴ってコークス輸出量は急激に上昇をはじめた。8月までの平均輸出価格は1トンあたり200ドル以下だったが、8月に1トンあたり223.9ドル、11月には246.1ドルまで上昇した。
(China Press 編集部:毛暁珺)