混戦の「Xリーグ」を制するのは攻撃の富士通か、守備の松下電工か
 社会人アメリカンフットボール「Xリーグ」の王者を決定する「JAPAN X BOWL」が17日、東京ドームで行われる。5年ぶりに決勝進出した富士通と2年ぶりの出場となった松下電工が激突。両チームのファイナルFinal6での対戦成績は1勝1敗。富士通が勝てば初優勝、松下電工が勝てばリーグ最多の5度目の優勝となる。

 富士通は、昨年王者のON-SKYを相手に計475ヤードを奪うという圧倒的な攻撃力を見せつけて勝利。対する松下電工は、フィールドを広く使ったサーカスオフェンスを得意とするオービックに一時ペースを乱されたが、タッチダウンを2本に抑える安定した守備を展開した。強力オフェンスの富士通と、鉄壁ディフェンスの松下電工。勝利の女神はどちらに微笑むのか。試合は東京ドームで19時キックオフ。

■「JAPAN X BOWL」とは
Xリーグに所属するイースト、セントラル、ウエストの3ディビジョンの上位2チームが進出するプレーオフ・トーナメント『ファイナル6』の決勝戦。優勝チームは2008年1月3日(木)に東京ドームで行われる日本選手権『ライスボウル』に駒を進め、東西大学王座決定戦『甲子園ボウル』を制した学生チャンピオンと日本一の座をかけて激突する。