◆第3試合ライト級/5分×3R ディエゴ・サライヴァ vs ジェレミー・ステファンズ

ステファンズの右フックを受けたサライヴァが引き込んで、リバーサルに成功。サイドマウントから、エルボーを放つ。バックマウントを奪ったサライヴァは、パウンドの連打から、まるで襟があるように送り襟締めのような体勢をとったことが災いし、ステファンズに体勢をひっくり返されてしまう。強烈なパウンドを浴びつつ三角絞めを仕掛けたサライヴァだが、ステファンズはこれをも高々とリフトアップし、ジャンピング・スラム。受身を取り難を逃れたサライヴァは、二度目のスラムで足を解き、パウンドを許す。

2R、フックの連打で前進するステファンズ。バックブロー、ミドルキックとプレッシャーを与え続けテイクダウンに成功する。エルボー、パウンドを受けながら、サライヴァは関節技とスイープの機会を伺うがレフェリーがここでブレイク。スタンドに試合が戻ると、テイクダウンを許したサライヴァがヒールフック。体をねじってエスケープしたステファンズ、ここで2Rが終了した。

最終ラウンドもステファンズが、スタンドでプレッシャーを与えると、豪快なテイクダウンに成功。着実のジャッジの印象点を稼ぐ。腕十字を狙ったサライヴァに強烈なパウンドを浴びせるなど、試合のペースを完全に掴んだステファンズ、試合終了まで同じポジションからパウンドを落とし続け、3−0の判定勝ちを手にした。(30−27×3)

『UFC76』全試合結果一覧へ