韓国の通信社・聨合ニュースは2007年1月7日、高建(コ・ゴン)元首相が大統領選挙戦の公約として「日韓海底トンネル」建設案を検討していると報じた。高元首相の側近が明らかにしたという。トンネルは韓国・巨済島から対馬を経て九州を結ぶ全長235キロメートルで、鉄道と高速道路を備え、日韓間を自動車なら2時間で走破できるとされる。日韓両国の地理的な断絶を乗り越え、北東アジア経済共同体としての基盤作りにも役立つと、高元首相側は期待しているという。