“ビアンコネロ”にも影響与えた世界最古のプロクラブ、初のノンリーグへ

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 リーグ2(イングランド4部)の最終節、スウィンドン対ノッツ・カウンティの一戦が行われ、1−3で敗れたノッツ・カウンティはナショナルリーグ(5部)への降格が決定した。

 ノッツ・カウンティは1862年に発足した世界最古のプロクラブで、1888−89シーズンにイングランドにプロリーグが発足した当時のオリジナルの12クラブ(アクリントン、アストン・ヴィラ、バーンリー、ブラックバーン、ボルトン、ダービー、エヴァートン、ノッツ、プレストン、ストーク、WBA、ウルヴス)の一つでもある名門で、黒と白の縦縞を基調としたユニフォームは、“ビアンコネロ”でお馴染みのユヴェントスにも影響を与えた。

 しかし、1991−92シーズンを最後にトップリーグには在籍出来ず、徐々に下のカテゴリーへと落ちていき、遂にクラブ史上初のノンリーグへの降格となってしまった。

 対照的に、ナショナルリーグの昇格プレーオフに勝ち残っているサルフォード・シティ、イーストリー、AFCフィルドはいずれもプロリーグ昇格の経験がないクラブとなっており、このうち1クラブが優勝を決めたレイトン・オリエントとともに昇格することになる。