ロイター通信などによると16日未明(現地時間15日夕)、フランス・パリにある世界遺産のノートルダム寺院の大聖堂で大規模火災が発生した。フランスの現地メディアの報道によると、出火当時は大規模な改修工事が行われており、その足場付近から出火した可能性があるという。また、一部では工事に使用する「はんだごて」が原因との情報もある。改修工事の現場では、作業員全員が帰った後に発火したといい、詳しい原因は調査中だという。

同寺院は、尖塔と屋根が崩落し、現在も消火活動がおこなわれている(日本時間午前8時現在)。仏のマクロン大統領は緊急会見で「ノールダム寺院は総意をもって再建していく。これは私たちフランスの運命(さだめ)です」と語った。

そして「再建のための国家寄付計画を明日から始める」と、世界中から寄付を募ると発表した。この発言について日本のSNS上では、「ぜひ、自分も寄付したい!」「まずは自国でやってからだろう」「鎮火する前に寄付を募るのはどうかと思う」など、賛否が分かれている。

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