ニュージーランドのクライストチャーチで16日、乱射事件の起きたヌールモスクの周辺を調べる警察官ら=AP

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 ニュージーランド南部クライストチャーチ銃乱射事件で、実行犯の豪州人ブレントン・タラント容疑者(28)のものとみられる74ページの犯行声明文がインターネット上に投稿されている。

 犯行の契機として「西欧の旅行時に決意した」などと説明していた。

 声明文は「大いなる交代」「新しい社会に向けて」と題し、非白人の移民が欧州などの国々で人口を増やすことを「白人へのジェノサイド(集団殺害)」などとして危機をあおっている。

 2017年4〜5月に西欧を旅行した体験を挙げ、「フランスで訪ねたどんな小さな街にも侵略者がいた。非白人が多いというのは誇張だと思っていたが、実は全く控えめな言い方だったとわかった」と強調。同年5月の仏大統領選で、投資銀行出身のマクロン氏が、右翼政党党首に勝ったことにも触れ、「グローバリゼーション主義者」が「事実上の国家主義者」を負かしたと位置づけた。

 その際「暴力的で革命的な方法が、現在の危機に対する唯一可能な解決策だ」と悟ったという。