まさかの自粛モード?「水曜日のダウンタウン」がつまらなかった説!

写真拡大

 1月16日放送の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)を巡って、視聴者の間から「今週はつまらなかった」「パワーダウンしすぎ」とのマイナス評価が噴出しているようだ。

 その「水ダウ」といえば昨年末、芸人のクロちゃんを遊園地に設置した檻で見世物にしたところ、見物客が殺到しすぎて企画中止に追い込まれた件が記憶に新しいところ。他にもそのクロちゃんが女性に対してゲスすぎる振る舞いを見せた「モンスターハウス」や、誘拐騒ぎにまで発展した芸人の連れ去り企画など、何かと世間を騒がせる破天荒さで人気を博している。それが今回の放送では、並レベルのバラエティ番組に堕ちてしまったというのだ。

「一つめの《芸人ならどんなにキツめの設定背負わされてもつい乗っかっちゃう説》は、芸人にヤラセ企画を持ちかけ、その対応を見るというもの。ここはパンサー尾形らの頑張りでそこそこのおもしろさを見せたものの、水ダウの水準から見れば合格点ギリギリ程度でしょうか。そして他の企画はモノマネ芸人による伝言ゲームにしろ、同番組でおなじみの“ミスター押忍”の企画にしろ、やっつけでひねり出した感が否めませんでした。『水ダウ』といえばヒリヒリするほどに規格外の攻めた企画がウリですが、今回は他のバラエティ番組であっても通常運転レベルに過ぎない無難なネタばかり。あまりものパワーダウンに心配してしまったほどです」(お笑い系のライター)

 最近人気を博していたクロちゃんがらみの企画に関しては、「モンスターハウス」がいったん完結したことで、今回お休みというのは理解できるところ。とはいえ、すべての企画がそろいもそろってパワーダウンとは、さすがに異常事態ではないだろうか。

「いくら人気番組の『水ダウ』といっても、昨年末の遊園地騒動はさすがにやり過ぎでした。それ以前にもナダルを車に押し込んで連れ去った企画で110番通報があったのに、遊園地の件でまたもや警察が出動する羽目となり、TBSに対して当局側からの厳重注意があったことは想像に難くありません。そうなるとコンプライアンス重視の昨今、上層部から制作陣に対して『お前らやりすぎだ!』との強い指導が入ったのではないでしょうか。この調子だと今後もしばらく『水ダウ』のパワーダウンは避けられなさそうです」(前出・お笑い系ライター)

 ここは〈『水ダウ』警察に怒られた説〉を番組で検証する企画を放送してみてはいかがだろうか。

(金田麻有)