『アリータ:バトル・エンジェル』 ©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation ©Yukito Kishiro/Kodansha

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映画『アリータ:バトル・エンジェル』のコメントとアリータの最新画像が公開された。

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木城ゆきとのSF漫画『銃夢』をもとにした同作は、現代から数百年後のアイアン・シティにあるスクラップの山の中で、意識不明の状態で発見されたサイボーグの少女アリータを主人公にした作品。サイバー・ドクターのイドに助けられて目を覚ますも記憶を失くしたアリータが、自身の並外れた戦闘能力に気づき、自らの出生の秘密を探ろうと決意するというあらすじだ。監督はロバート・ロドリゲス。脚本、製作はジェームズ・キャメロンが手掛けた。公開は12月21日。

今回公開されたのは、キャメロン、原作者の木城ゆきと、ロドリゲス監督のコメント。「原作の漫画は斬新で想像力に富み、最先端をいっている」と評するキャメロンはアリータについて「アリータの目は巨大で、顔はハート型、ボディも漫画通りで、非の打ちどころがない(キャラクター)」と語っている。

木城は最新の予告編について「最初は目が大きいので、びっくりしましたが、何シーンか見ているとすぐに気にならなくなり、水に沈む宇宙船を探検するシーンでの水に濡れたアリータは『かわいい!』と思うまでになりました。みなさんもすぐに好きになってくれると思います」、また世界観の表現について「『アリータ:バトル・エンジェル』のサイボーグボディの半透明描写や緻密なメカ、アイアン・シティのすさまじい情報量のロングショットなど、僕がマンガ原作やイラストで表現したくても出来なかったことを高度に描き出しているのを見て僕が思ったことは、“ありがとう!これが僕が30年前に見たかった映像だ!”というのと、“映画表現がうらやましい!”ということです」とコメント。

さらにロドリゲス監督は「脚本を読んでアリータや、キャラクター達へ親近感を覚え、全員に感情移入できた。絶対に忘れちゃいけないのは人間性だ」「アリータはジェームズが生んだサラ・コナー(『ターミネーター』)や、リプリー(『エイリアン』)に似ているが、2人が戦士として目覚めていくのに対して、アリータ最初から戦士で、逆に心を見つけ出す。ジェームズはそこに興味を持ったし、僕も同じだ」と述べている。