プログラミングを駆使してオリジナルのレゴロボットを作ることができるキット「レゴマインドストーム」に同梱されているプログラミングブロックと1万5000ブロックものレゴを利用し、まさかの巨大レゴピンボールマシンを作成してしまった猛者が登場しています。

Working LEGO pinball machine built from 15,000 bricks features Benny in all his Classic Space glory [Exclusive Feature] | The Brothers Brick | The Brothers Brick

https://www.brothers-brick.com/2018/05/09/working-lego-pinball-machine-built-from-15000-bricks-features-benny-in-all-his-classic-space-glory-exclusive-feature/

2.5フィート(約76cm)以上もあるという巨大レゴピンボールマシンを作成したのはレゴビルダーのBre Burnsさん。ピンボールマシンがどんなものなのかは以下のムービーを見れば一発でわかります。

Benny's Spaceship Adventure, A Pinball Machine Made From LEGO - YouTube

レゴピンボールマシンを作成したBre Burnsさんが登場。



使用したのはレゴマインドストーム・ピンボール・輪ゴムそして1万5000個のレゴブロック。組み立てには接着剤やネジなどは一切使用されていません。



台の全体像はこんな感じ。76cm以上あるということで、かなり大きいです。



プレイフィールドの中央には人型のレゴがいて、これがクルクル回転してボールを右へ左へと誘導します。





さらに、3つのタイヤで作られたバンパーもあります。



プレイ時は台側面にチャリンとコインを挿入。



取っ手をクルクル回転すればコインを取り出したり、コインが貯まる引き出しをロックしたりが可能です。



白い球が出てくるエリアなど、台にはさまざまな要素が隠されています。



ボールを打ち出すための手動のレバーに見えますが、実は自動の打ち出し機となっています。



台の左右には落ちてくるボールを跳ね返すためのフリッパーを動かすボタン。



ボールの打ち出しが自動式ということからもわかるように、レゴピンボールマシンの中には機械パーツが複数搭載されています。この機械の動作をつかさどっているのが、さまざまなセンサー搭載のプログラミングブロックを制御する「NXT」というブロック。このNXTブロックがなんと台の中には3つ使用されているとのこと。



NXTブロックは簡単に取り外し可能となっている模様。



台の中に仕込まれたNXTブロックには、モーターやセンサーがつながっており、これでピンボールマシンとしての動作を実現しています。



台内部の様子はこんな感じ。複数のパーツが複雑に動作しており、レゴだけで作られているとはとても思えない出来栄えです。





ゲームでポイントを稼ぐには、プレイフィールド上に用意された複数のターゲットにボールをヒットさせる必要があります。





これはドロップターゲットと呼ばれるボールを当てると下に引っ込むターゲット。





ターゲットにボールを当てるとプレイフィールドにボールが追加され、より高得点を狙えるようになります。



プレイフィールドの上部には宇宙船が設置されており……



ピンボールマシンの側面にも「SPACESHIP!(宇宙船!)」とわかりやすい文字が配置されています。



というわけで、さっそくBurnsさんがレゴピンボールマシンでプレイスタート。まずはコインを入れます。



すると台に埋め込まれたNXTブロックの液晶上に鍵が解除される様子が映し出されます。



打ち出し機を引っ張って離せば……



台内部でボールが運ばれ始めます。





内部での移動の末、ついにプレイフィールドに登場したボール。



ペチペチとフリッパーでボールをはじきながらプレイします。





プレイフィールド上にあるボールの数や、スコアはNXTブロック上に表示されます。



なお、 Bre BurnsさんのFlickrアカウントを見れば作成されたレゴピンボールマシンの高精細な写真をチェックできます。

Renegade Bricks | Flickr