錦織圭【写真:Getty Images】

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ストレート勝ちで3回戦進出、最後は強烈なダウン・ザ・ラインで決めた

 男子テニスのモンテカルロ・マスターズは18日、男子シングルスの2回戦を行い、世界ランク36位の錦織圭(日清食品)が、同49位のダニール・メドベージェフ(ロシア)を7-5、6-2のストレートで破り、3回戦進出を決めた。ATP公式中継サイト「テニスTV」のツイッターは、強烈なフォアハンドでのダウン・ザ・ラインでの勝利シーンを「堂々と締めくくった!」と公開している。

 錦織が力強く右こぶしを握った。第2セット、マッチポイントで迎えた場面だ。赤土のコートに強烈なフォアハンドを叩き込んだ。見事なダウン・ザ・ラインにメドベージェフは追いつけない。1時間40分の戦いを締めくくり、ベスト16進出を決めた瞬間だった。

 ホッとした表情の錦織はガッツポーズを繰り出し、198センチの相手と握手。第1セットはパワフルな強打に苦戦したが、エンジンのかかった第2セットは第1ゲームをブレークするなど、圧倒した。

「堂々と締めくくった!錦織圭がモンテカルロ・マスターズでダニール・メドベージェフに7-5、6-2で勝利し3回戦進出」

「テニスTV」はこうつづり、勝利の瞬間を公開。ファンも「良い勝利」「今日は圭くんらしかった」と胸をなで下ろした様子だった。

 錦織はベスト8をかけ、3回戦で世界ランク62位のアンドレアス・セッピ(イタリア)と対戦する。(THE ANSWER編集部)