せっかくのデートを失敗に終わらせないために、マナーはとても大事。この連載では、気になる男性とのデートで「とりあえず、ここだけは押さえておきたい」というマナーをご紹介しています。マナーのツボを押さえている女子は、それだけで好印象 今回は、レストランで必ず使う“グラス”や“コップ”のマナーをご紹介します。

文・並木まき

グラスやコップの使い方にもマナーがある!

せっかくのレストランデートなのに、彼に「この子のマナーはひどいな……」なんて思われたくないですよね。

ナイフやフォークはちゃんと使えていても、グラスやコップの使い方まで意識している女子は意外と少ないものです。

彼と過ごす時間を美しく楽しむためにも、正しいマナーを知っておきましょう!

飲み物はスタッフに注いでもらうのがマナー

グラスの水を飲み切ってしまったとき、近くにピッチャーが置いてあれば自分で注ぎ足したくなりますよね。

でも、実はこれマナー違反。飲み物を注ぎ足しは、お店のスタッフにお任せするのが正しいマナーです。

スタッフが気づいてくれないときには、目配せをしたり軽く手をあげたり合図を送るようにしましょう。

また、スタッフに飲み物を注いでもらっている間、グラスやコップを持ち上げたり、手を添えたりするのもマナーに反するので気をつけて。

グラスはどこを持てばいい?

ワイングラスやシャンパングラスなど、“脚(ステム)”があるグラスは、親指と人差し指、中指の3本で“脚”を持ちます。

“脚”のないグラスは、小指以外の4本の指でグラスの中間〜やや下あたりを添えるように持つと丁寧な印象を与えることができます。

また、レストランで乾杯する際に、グラス同士をカチンと合わせるのはマナー違反。うっかりしてしまわないようご注意を。

飲み物を「もういらない」と伝えたいシーンでは?

食事後、スタッフが注ぎ足してくれる飲み物を断るときには、グラスの上にそっと手をかざしましょう。

これは「もういらないです」という意味のジェスチャーで、口頭で伝えるよりもスマートです。

細かいマナーを気にしだすとキリがありませんが、まずは「ここだけは」という点を押さえておくことが大事。マナーを意識しながら楽しいお食事ができれば、デートはもっと充実するはず!

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