映画「鋼の錬金術師」のロケ地として使用された旧ハンター住宅で映画公開記念イベントを開催/鋼の錬金術師 in KOBE

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神戸市の王子動物園内にある旧ハンター住宅にて、11月30日(木)から12月24日(日)の期間、映画「鋼の錬金術師」公開を記念したイベント「鋼の錬金術師 in KOBE」が開催されている。

【写真を見る】大泉洋演じるタッカーの自宅兼研究所として撮影された当時の美術装飾を再現/鋼の錬金術師 in KOBE

旧ハンター住宅は明治22年頃、神戸市中央区北野町に建築された英国人E.H.ハンターの住居。2階建ての豪奢な造りと細部にまでこだわり抜かれた意匠が相まって、当時の裕福な外国人の生活が垣間見られる邸宅だ。昭和38年に王子動物園内に移築され、国の指定重要文化財にもなっている。

この旧ハンター住宅は、現在公開中の映画「鋼の錬金術師」のロケ地として、劇中で大泉洋が演じた合成獣(キメラ)の研究者タッカーの邸宅という設定で使用されている。また住宅の中の一室は佐藤隆太演じるヒューズ中佐の自宅ダイニングとしても使用されており、主人公エドを演じた山田涼介やウィンリィ役の本田翼も旧ハンター住宅でのロケに参加している。

今回のイベントでは、映画の撮影時にタッカーの自宅兼研究所という設定で施した美術装飾の一部を再現。さらに主要キャラクターの衣装展示や神戸市内で撮影された場面のパネル展示なども行われている。

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