家族で合算した金額が確定申告の医療費控除対象に

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そろそろ確定申告が気になる時期。2017年から医療費控除の特例として「セルフメディケーション税制」が始まりました。

 

■ 薬を買うと税金が減る! セルフメディケーション税制

「セルフメディケーション税制」とは、定期健康診断などを受けている人が年間で1万2000円を超える OTC医薬品を購入した場合、確定申告すれば超えた金額分(年間8万8000円まで)の税金が安くなる制度。

OTC医薬品とは医師に処方される医療用医薬品をドラッグストアで購入できるように転用(スイッチ)した医薬品で、薬のパッケージに税制の対象になるマークがついています。

この薬代は家族で合算でき、年間計2万円分のOTC医薬品を買ったとすると、1万2000円を引いた8000円分が控除対象になります。ただし従来の医療費控除とダブルでは使えないので注意。どちらが得か、節税額は日本一般用医薬品連合会のサイトで試算できます。

家族で年間1万2000円以上のOTC医薬品を買うと対象になる!

家族に持病があったり、思わぬトラブルで薬代がかかってしまった家庭にはうれしい制度です。ぜひ、チェックを!(レタスクラブニュース)