楽天の試合で始球式を務める張本智和【写真:Getty Images】

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宮城県仙台市出身で「楽天イーグルスの大ファン」、地元凱旋で全力投球を誓う

 卓球のチェコ・オープン(オロモウツ)でITTFワールドツアー史上最年少優勝を飾った張本智和(エリートアカデミー)が、9月9日に開催されるプロ野球・パリーグの東北楽天ゴールデンイーグルス-オリックス・バファローズ戦で始球式を務めることを株式会社楽天野球団(楽天)が発表した。

 チェコ・オープン決勝で36歳の名手ティモ・ボル(ドイツ)を下し、14歳61日でツアーを制覇した神童がプロ野球の舞台に降り立つ。

 楽天は28日、9月9日に本拠地のKoboパーク宮城において、東日本大震災を風化させず、東北から元気を発信する日として2012年から開催している「がんばろう東北デー」を今年も開催することを発表。併せて、始球式を地元の宮城県仙台市出身である張本が務めることを明かした。

 地元凱旋となる張本は、球団を通して「僕は楽天イーグルスの大ファンです。海外遠征時でもいつも速報を追いかけています。その始球式で投げられることをとても幸せに思います。私の出身である仙台で、東北の皆さんに元気になってもらえるように全力投球します! ご声援をよろしくお願いします!」との談話を発表。“本職”である卓球同様の全力投球を誓った。