サウール、アトレティコ退団は考慮せずも…給与面では改善を希望か

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 アトレティコ・マドリードに所属しているスペイン代表MFサウール・ニゲスは、同クラブと契約の更新を望んでいるようだ。29日付のイギリス紙『ミラー』が伝えている。

 サウールは、今シーズン公式戦53試合に出場し、9得点4アシストをマーク。さらに現在は、U−21スペイン代表としてU−21欧州選手権に参加。27日に行われた準決勝のU−21イタリア代表戦でハットトリックを達成するなど活躍をしている。そこで、バルセロナやマンチェスター・Uが獲得に関心を寄せていることが明らかになっている。

 しかし、アトレティコ・マドリードはサウールの放出を考えていなく、同選手自身も退団を考慮していないことを明言している。しかし、給与の面での改善は求めているようで、契約の更新を望んでいるようだ。

 去就について聞かれたサウールは、「僕はアトレティコで満足しているが、家族を助けるためにもう少しお金を稼がないといけないね。アトレティコには何も問題がない。僕は離れたくはない。チョロ(ディエゴ・シメオネ監督)の信頼を獲得するのは難しかったが、今は得ることができた。違うチームに行ってまたゼロから始めるのは難しいね。何か驚くようなことがない限り、アトレティコ以外のことは考えられない」と給与面以外のことは何も問題がないことを明かした。