ベネズエラの首都カラカスから20キロのグアティレにある刑務所(2016年7月1日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ベネズエラ当局は10日、同国最大の刑務所内で3人の腐乱死体が発見されたことを明らかにした。同刑務所は5か月前に受刑者同士の抗争を受け、閉鎖されていた。

 イリス・バレラ(Iris Varela)刑務所相は、サンフアンデロスモロス(San Juan de Los Morros)にある刑務所で2つの頭蓋骨とその他の骨が発見され、同刑務所が閉鎖される前に行方不明届が出されていた3人の受刑者のものとみられると述べた。腐敗がかなり進んだ状態だという。

 ベネズエラ政府は昨年10月28日、刑務所の主導権をめぐる受刑者同士の衝突が数週間に及んだことを受け、同刑務所を閉鎖した。食事や医薬品の不足で死亡した受刑者もいるとの訴えも出ていた。

 バレラ刑務所相によると同刑務所は現在、国内の刑務所を国際水準に引き上げる政策の一環として改装中だという。しかし、非政府組織「ア・ウインドー・オン・フリーダム(A Window on Freedom)」は、政府の刑務所改善計画にもかかわらず同国の刑務所はプールやピザ店、ディスコを備えた、受刑者が支配する「犯罪の学校」になっていると指摘している。
【翻訳編集】AFPBB News