U−20日本代表候補、森島司&久保建英のゴールでFC東京に勝利

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 8日、U−20日本代表候補がFC東京と45分×2本の練習試合を行い、2−0で勝利を収めた。

 1本目は、GK波多野豪(FC東京)、DF藤谷壮(ヴィッセル神戸)、板倉滉(川崎フロンターレ)、町田浩樹(鹿島アントラーズ)、浦田樹(ギラヴァンツ北九州)、MF伊藤洋輝(ジュビロ磐田)、神谷優太(湘南ベルマーレ)、森島司(サンフレッチェ広島)、佐々木匠(ベガルタ仙台)、FW邦本宜裕(アビスパ福岡)、岩崎悠人(京都サンガF.C.)が出場した。

 16分、岩崎がボールを持つと同時に、「裏に抜ける動きを意識していた」という森島がペナルティエリアに侵入。「タッチが少し流れました」とシュートを打ち切ることはできなかったが、GK廣末陸のファウルを誘いPKを獲得。自ら蹴ったシュートは一度セーブされるも、そのこぼれ球を押し込んだ。

 2本目は、GK辻周吾(サガン鳥栖)、DF岩田智輝(大分トリニータ)舩木翔(セレッソ大阪)、杉岡大暉(湘南)、冨安健洋(福岡)、MF坂井大将(大分)、遠藤渓太(横浜F・マリノス)、原輝綺(アルビレックス新潟)、針谷岳晃(磐田)、FW小川航基(磐田)、久保建英FC東京U−18)が出場。

 すると53分に久保が追加点を奪う。右サイドを突破した原が中央の小川へとパス。相手DFを引きつけるとエリア内でフリーになっていた久保に流した。「ただ決めるだけの簡単なゴールだった」と最後は15歳FWが左足のシュートを放ち、観客を沸かせた。

 5月には2017 FIFA U−20ワールドカップが開幕する。今回で2度目の飛び級招集を受けた久保は、「(U−20W杯に)出たい気持ちはもちろんあります」と出場へ意欲を示す。

「世界のトップレベルで活躍している選手もいるだろうし、もし出場できたら自分とその選手との差を確かめるいい機会になる。同時に、自分が将来活躍しようと思ったら、避けては通れない人たちだと思うので挑戦したい」

 今回の合宿はこれで終了。世界舞台への挑戦権を獲得するために、それぞれが所属クラブで力を磨く。

【スコア】
U−20日本代表候補 2−0 FC東京

【得点者】
1−0 16分 森島司
2−0 53分 久保建英