厚切りジェイソン

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お笑い芸人の厚切りジェイソンが3日、都内で、ソフトエンジニアによるプログラミング大会「DISCO presents ディスカバリーチャンネル コードコンテスト2016」にゲスト出演。そこでは、日本企業の人材活用で驚いた点があるとする、特別講演を開いていた。

現在もIT企業役員も務めるジェイソンは、「アメリカの会社のように即戦力を求めるよりも、(採用した人材を)教え直すことが、不思議に見えた」と自身の経験を話題にした。

「会社のやり方というものがあって、先輩から後輩に受け継ぐものだ。もちろん、これには、良いところがあると理解できる」

「でも、この方法ばかりだと、下っ端という立場に置かれるだけで、会社のやり方を優先し過ぎになってしまう。会社に入ってから気づくようでは、遅いこともある」

「今ある会社のシステムは、なかなか変わらない。どうか、自分のアイデアをつぶされないように、相手を納得させられるデータを取ったり、上手く説明できる能力も身に着けてほしい…」などと、学生を中心とした若手エンジニアに助言した。

実施した講演のテーマは、「自分の人生は自分で決める」というものだった。

ジェイソンは、入りたいと思った企業へのアプローチにおいて「これまでの成果や熱意を伝えるために、何度もメールもした。たぶん、変なヤツと思われるぐらいの回数だった」と回顧。そのことは「手に入れたいと思うものは、自分でつかみとってきた人生だ」と自信を見せていた。

この日のイベントは、優秀なエンジニアを発掘・支援を行うために実施された大会で、年齢・性別を問わず誰でも参加できる条件のもの。世界最大級のネットワークを持つ「ディスカバリーチャンネル」とコンテスト会場を提供していた株式会社ディスコが共同開催していた。

▼ ホワイトボートを使い講演した、厚切りジェイソン






▼ ディスカバリーチャンネル プログラミングコンテスト


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「DISCO presents ディスカバリーチャンネル コードコンテスト2016」 - 特設サイト