12月2日、フジテレビ系「ダウンタウンなう」(金曜・午後7時57分〜)でダウンタウンがアメリカに進出した場合に得られる驚きの総利益が算出された。

この日の番組企画は一般の応募者と酒を飲む特別企画で、ダウンタウンが好きすぎる30歳の米国人男性が登場。中学からダウンタウンのファンだというこの男性は、会計の分野で全米トップ3を誇るブリガムヤング大学を卒業。現在はマーケティングの仕事をしているという。

ダウンタウンを好きになったきっかけは、日本語授業で友人が日本の文化として教えてくれたダウンタウンの「笑ってはいけない」シリーズだった。そこでダウンタウンの笑いにハマり、インターネットでほぼ毎日のようにダウンタウンの動画をチェックするように。

男性は、日本語がわからないアメリカ人にもその面白さは通じると「笑ってはいけない」「サイレント図書館」を例に挙げ、「笑ってしまうと罰が与えられる。なぜ?ワケわからない!(でも)面白い!」。そもそも、そういったお笑いの発想がアメリカにはなく「すごく斬新で絶対にウケる」と力説。“ダウンタウンの笑いは絶対にアメリカでウケる”、“なぜ、アメリカ進出しないんだ”とダウンタウンの2人に訴えかけた。

そして、マーケティングの仕事に就いているという男性は、アメリカにダウンタウンが進出した場合にどれだけ儲かるかを算出し、プレゼン。「ダウンタウン海外進出3段計画」として、まずは公式な「YouTube」チャンネル開設で、見込める収益を2,898万円。次の戦略としてアメリカで流行っているという「Netflix」を挙げ、見込める収益を60.83億/7話(RBC Capital Statista、東洋経済調べ)。最後にテレビで「笑ってはいけない」ハリウッド版を製作し、見込める収益を45.3億円(4時間スペシャル10%の視聴率で計算・Kantar Media Nielsen調べ)。その総額を100億円以上とはじき出した。

「これは、ちょっと控えめに計算しているので全然(この金額を)超えられるんですよ」と話す男性に対し、松本人志(53)は「吉本に持って行って。我々聞いてもよくわかんないんですけど」と返答。レギュラー出演している坂上忍(49)は、「どうします?海外進出。4月から(お笑いコンビ・ビースの)綾部が(アメリカに)行くので、ダウンタウンさんが3月に行っちゃうっていうのはどうでしょう?」とダウンタウンの2人に話を持ちかけ、その場の笑いを誘った。