東京ゲームショウオフィシャルサポーターを務めるわーすた

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“日本最大規模のゲームの祭典”東京ゲームショウ(TGS)が、今年は9月17日(土)、18日(日)に幕張メッセで開催される。

【写真を見る】(右から)松田美里、三品瑠香、廣川奈々聖。家族とのゲームの思い出や、スマートフォンや携帯ゲーム機での現在のゲームとの関わりを語ってくれた

20周年となる今年は、節目を記念して初のオフィシャルサポーターを任命。初代に就任した、5人組のアイドルグループ「わーすた」がゲームにまつわる思い出を語った。

――今年5月に発売されたデビューアルバム「The World Standard」のリード曲である「うるとらみらくるくるくるアルティメットチョコびーむ」は、歌詞の内容などがRPGゲームを連想させます。TGSのオフィシャルサポーターにピッタリだと思いますが、ゲームをモチーフにした曲はいかがでしたか。

廣川奈々聖(以下 廣川):はじめはビックリしましたね。今までのわーすたの曲の中でも、一番“ぶっ飛んでいる”と思います。歌詞も恋愛をゲームにあてはめて描いていて、すごく面白いです。歌詞にも(ゲームのコマンド入力をイメージした)「上上右下右下下ABB」というフレーズがあって。はじめは意味がわからなくて、「視力検査かな」と思ったんですよ(笑)。でも、そういう細かいところまでゲームっぽくなっていて。オフィシャルサポーターに選んで頂いた理由にも、この曲がちょっとはあるのかなと。

――思い出深いゲームはあったりしますか。

三品瑠香(以下 三品):ゲームが大好きで、語り出したら結構深いところまで話しちゃいますね。

松田美里(以下 松田):うちは代々ゲームが好きな家系で、プレイステーションも初代からPS3まで持っていました。親も「バイオハザードをクリアするゼ」という感じで、夜中にやっていたくらいです。それにお兄ちゃんと対戦ゲームとかで遊んでいました。負けたら泣きながら、「もう1回、もう1回」と言って何度もやっていましたね(笑)。

廣川:私もお父さんと「みんなのGOLF」や「ぼくのなつやすみ」とかをやっていました。「ぼくのなつやすみ」は、あの不思議な雰囲気がすごく好きでした。本当に夏休みのイメージを表現してくれたゲームですよね。

松田:私は「クラッシュ・バンディクー」がすごく面白かったです。あと、「ラチェット&クランク」がめっちゃ好きでした。

――どんどんゲームのタイトルが出てきてすごいですね。ちなみに、TGSは今年で20周年。みなさんよりも年上ということで、日本におけるゲームの歴史を感じます。

小玉梨々華(以下 小玉):確かにそうですね。でも、日本ゲーム大賞も第1回の「サクラ大戦」をはじめ、知っているタイトルばかり。

松田:タイトルを聞くと思い出が出てきたり。私はいとこも、すごいゲーム好きで「遊んで」とお願いしたら、「一緒にゲームをやろう」といって、「サクラ大戦」で遊んだことを思い出しました。あと「サルゲッチュ」とか、「ガチャメカスタジアム サルバト〜レ」が好きで。すごい面白かったです。

――懐かしいゲームが出てきますね。

坂元葉月(以下 坂元):私も、いとこがゲームをいっぱい持っていました。親戚が集まったときに「これが面白い」ということで、「キングダムハーツ」をやらせてもらって、すごいハマったことがあります。それで、お父さんに買ってもらって一緒にやったりとか。なかでも、主人公の幼なじみのカイリが大好き過ぎて。一度写真をプリントアウトして、髪の毛を切ってもらうときに、「カイリにしてください」ってお願いしたこともあります。

――それは熱いエピソードですね。

坂元:自分がクセ毛とか全く考えずにお願いしてしまったので、理想とは全然違うことになっちゃったんですけどもね(笑)。でも、美容室の方が頑張ってカイリに近づけてくれて。そのまま、すごいウキウキな気分で「キングダムハーツ」をプレイしてました。

小玉:私は小さい頃に家にゲームがなかったんですけれど、友達が持っていた携帯型ゲーム機を借りて、すごいゲームが好きになりましたね。誕生日にゲームか携帯電話のどちらかを買ってくれるとなったときにも、すぐに「絶対にゲーム」と決めて。周りが携帯電話を持ちだして、「いいな」と思い始めたときも、クリスマスプレゼントには絶対にゲームソフト。プレゼントは全てゲームに回してしまうくらいすごい好きで、小学生の頃はすごいやっていましたね。

松田:今もスマホのアプリで、まりもやクラゲを育てるゲームをやったりしています。本当に面白くて、今一番おすすめですよ。

――育成ゲームと言えば、「たまごっち」がありましたね。

三品:「たまごっち」も持っていましたよ。幼稚園のときに首から下げて、みんなでやっていました。

廣川:小学校のときに学校に持ってきちゃった子が、ロッカーで鳴らしちゃったこともありましたね。

坂元:あった。ピッピ―って!。

廣川:先生が「誰ですか」と怒って。それはめちゃくちゃ覚えています。頑張って、レアキャラの「まきこ」を育てたこともありますよ。たまごっちは6台くらい所有していました。

――まさに大家族ですね(笑)。

廣川:旅行とかの間は、お母さんにうんちの処理とか世話をしてもらっていて。けれど、それでお母さんがイライラしちゃって(笑)。私もうんちとか放置されたままだと怒るから、それで喧嘩になったこともありましたね。たまごっちを買うために朝からお店に並んだり、みんな持っていたので通信したりとか、すごい楽しかったです。

三品:攻略本をネットオークションで買って、かなり読み込んだこともありました。

――お話を聞いていると、ゲームは家族とのコミュニケーションツールとしても一役買っていたように感じます。TGSも20周年ということで世間に認知されているように、ゲームは日本になくてはならないものですね。

三品:絶対にそうだと思います。お兄ちゃんやお父さんと一緒にやるという。

松田:私はお兄ちゃんとすごく仲が良いですが、ゲームがなければここまで仲が良くなかったと思いますね。小さい頃からパソコンのオンラインゲームを一緒にやってもらったこともありますし、ゲームがなかったら本当にしゃべらなかったかもしれない(笑)。

――泣きながら何度も対戦したのが良かったのかもしれないですね。

松田:それで一杯喧嘩していたので(笑)。

小玉:お兄ちゃんがいると、かなりゲームに触れる機会があるみたいです。メンバーでも、美里と瑠香が本当に詳しいので、まさにそれを象徴していますね。

坂元:TGSではniconicoの「公式動画チャンネル」で、イベント会場から動画配信をするので、「ここのブースはこんなことやっていますよ」と実際に体験して、配信を見て頂いている方にお伝えしたりします。当日は会場をぐるぐる回って色々配信したり、17日には会場でライブも行いますし、一緒に楽しめたらいいなと。

三品:私たち自身も、ビジネスデイでTGSを体験できるのですごく楽しみ。そこでメンバーそれぞれのお気に入りのゲームを見つけて、一般公開の動画配信でみなさんに紹介できたらなと思っています。

【東京ウォーカー】